コンチェルトグロッソ

2016年2月11日 (木)

ありがとう。有田の炎の博記念堂。

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今日はステージにお花を活けにいきました。

いい音楽をいいホールで演奏できるようにと建てられた有田炎の博記念堂、
丘の上には岡本太郎の遺作が迎え、花壇もホールのシャンデリアも有田焼。

この建物が大好きでレッスンをしていたこともありました。


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いつだったか、演奏者の方に曲を歌う時、感情が入ってしまって歌えなくなることはないのですか?と尋ねたことがありました。
感情に深く入らないように遠くを見て歌うとおっしゃっていたことを思い出しました。

いつものように、その日らしく、これでよし!遠くを見て帰る!
今日まで、本当にありがとうございました!

これまでのステージのお花はこちらからどうぞ→
http://oranda8783.cocolog-nifty.com/blog/cat6973279/index.html

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2009年10月 3日 (土)

旅立ちのはじまりに

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11月6日~8日までの作品展に向けて、忙しい日々が続いています。
ブログの更新がおいつかずですが、私は元気にしています。

先日、コンチェルトグロッソさんのステージのお花の活けこみにいきました。
作品展のテーマは「旅立ち」ですが、このアレンジは私の中では旅立ちの
スタートになる花の作品です。
偶然にもぶどうのつるが作品展のオブジェになるのですが、このコンサートの
ちらしもちょうど、ぶどう。
あ~これは、はじまりにということですね。

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最近の活けこみは会場でしか、作らないことにしています。
ドキドキはいつものことだから、このドキドキを楽しめる今日は
ありがたいことです。

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お花の色が見えないのが残念ですが・・・・
素敵な演奏会でした。

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演奏会のロビーで、いつもステージのお花にまつわるものや
オランダの花やさんのオリジナルを販売しています。
お花と音を楽しんだお客さんがいつも声をかけてくれて、
なんと素敵なお仕事でしょう。
コンチェルトグロッソの皆さん、いつも声をかけていただき、
ありがとうございます。
また次回を楽しみにしています。

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2008年11月 8日 (土)

今日はステージに花活け!

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今日は佐賀の伊万里のコンサートホールのお花の飾り。
真っ赤なバラをテーマに活けていただきたい。とのこと、
畑に咲くバラ、オスカーをもって、アイビーと鈴バラの枝とわれもこうを
活けました。

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クラシックの形に植生のラインを入れてみることに挑戦しました。
バラの息使いはひっそりと、空気を集めて沈静させている。
アイビーは生きているバラにからみついていこうとする。
枝は棘をもって空気をかき分けていく。
そして、リハーサルは始まった。

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美しいピアノが2台。連弾での音の交流は、また不思議。
歌ってるみたい。
ステージの花活けはとても好きな仕事。
演奏家の取り組みは私にとって大きな学び。
次、生まれてくる時は音楽家になりたい。と思いながら
今日のお仕事、おしまい。
どうもありがとうございました。素敵な夜を迎えられますように!


今度11月30日はいつもお花を飾らせて頂いている、
コンチェルトグロッソさんの特別なコンサートがあります。

この方、なんと80歳だそうです。(年なんて関係ないかもしれませんが)
現在、オランダのユトレヒトで音楽を教えられていて、
今が一番の演奏家としてのピークだそうです。

年齢を聞いて、飛行機に乗るだけでも、
大変だろうと思うのですが、年を重ねるたびにそして今がピークを迎えている。
素晴らしいですよ。そんな風に生きていきたい!

私も長岡さんの演奏を時を越えてじっくり楽しみたいと思います。

ステージのお花もどうぞお楽しみに。(キャンドルの灯りでのコンサートです。)

詳しくはこちらから。

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2008年3月20日 (木)

春のお花まつり

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先週は活けこみに右に左に走りました。走ったせいか、突然鼻水が止まらなくなり、風邪をひいたのかと思いましたが、すぐに元気になりました。この3月、春の卒業、お別れ選手権の山場を超えました。春のお花は、桃にチューリップに菜の花に、どれもこれも美しくて、花むすめにはたまりませんね。

コンチェルトグロッソさんのステージでの花活け。今回のテーマは、「花まつり」。古代から活けられてきた春のお花をイメージしてポールをたて、お花の環を作りました。音の妖精もこのお花と一緒に踊ってくれたことでしょう。
コンチェルトグロッソさんのホームページよりコンサートの風景をどうぞ。
http://concerto.cside.com/

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2007年10月 8日 (月)

ギターコンサート

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昨日は有田の炎の博記念堂で、私の大好きなコンチェルトグロッソさんのコンサートがありました。そして、クラシックギター、私もギターを練習しているので、これは良い勉強になるぞ~!!今夜の演奏は

荘村清志さんと 鈴木大介さんによる
ギターデュオコンサート~月夜のトレモロ

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このコンサートの花活けはなんと、リハーサル中にお花を活けるという、すごく特別なお仕事。演奏家の息も音も、お花が反応するほどです。
今日のテーマは丘の上のお城の石壁の周りに実るバラの実。
そして、木の下で1人、ギターを弾いている青年の空に広がるのは青い空。
そして、風にゆれるお庭の大きなダリア。
レモングラスと合わせて。月夜に輝くは白いダリア。
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演奏家のお二人はほんと仲良しで、リハーサル中もお互いをとても褒め、
いいね~、すごいね~、いや~いいよ~、それ、いいね~っと
荘村さんから出てくる言葉の素晴らしいこと・・・・・
お花もこんな人の側でほんと、幸せだったと思います。

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とにかく、コンサートも素晴らしかった。
ギターの語りべになれるまで、私も練習しよう。
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http://concerto.cside.com/

こんな楽しい花活けのお仕事をさせていただき、花やでよかった・・・
今までのお花の飾りや、コンサートの内容は上のコンチェルトグロッソさんのホームページより、ご覧ください。

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2007年2月21日 (水)

P1010142_3  先日、コンチェルトグロッソさんのコンサートが開かれました。

コンチェルトグロッソさんは
いつも良い音を響かせていること、
音楽を聴かせるホールにとって、このことが一番大事な事、いつも良い音を身近に感じること、
このことが音楽を愛するために一番必要な事というコンセプトのもと、炎の博記念堂でいつも良い音に触れたい、その想をもった音楽好きなメンバーが集まり、コンサートを自主的に企画・開催するグループです。私も企画のコンサート2回目から、ずっとステージのお花を飾らせていただいています。
私にとってもこのお仕事は、とても特別です。

なんといっても、リハーサル中にお花を活けることができるこの贅沢さ、
そして、花と音のバランスを見つける楽しい作業。

今回は演奏家のブルネロが好きな真っ白の器(清六窯)を選び、
白と緑だけで、飾りました。ちょっと、美術館の中でのコンサートになりました。
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大きな真っ白の器は、本当に美しく、お花を活けることをためらうほどです。器を作られた方の美しい線にお花を重ねると、私の気持がぴったりくるのを探すまで、時間がかかります。
しかし、ホールの空間の中で、お花はいきなり、香りを出してみたり、お花が喜んでいる!って表情を見せたり、ほんと、自我絶賛のお仕事。

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この下の作品は活けてみて遠くからみると、
まるで・・・・・・大きなかぶになっていた・・・

作品も素晴らしいかぶのようにどっしりと、
生命力をもった器でした。
枝とカラーを活けると、これが、また
私の大好きな無農薬野菜の会のかぶになりました。(新たな発見・・・・)
P1010138_1 どうですか???
こんなおいしそうな、花見たことなかったです。

あ~ほんと、美しかった。チェロの音。
ブルネロさんの奏でる音は、美しい気が流れていて、
体が浄化された感じでした。

素晴らしいコンサートをありがとうございました。

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