オランダスタイルフラワーアレンジ作品展

2013年2月 9日 (土)

明日が最終日です!

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2日目の「home」、今日は始まりから終わりまで会場もマーケットもたくさんの方で
大賑わい。このイベントは、お花だけではなく、マーケットだけではなく、両方楽しめて本当に素敵な会。

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今日も重松さんのピアノはとても美しく花々の中で響いていきました。
こども達もじっと耳を傾け、赤ちゃんはお母さんの腕の中で眠り、
なんとも素敵な風景をピアノとともに見せていただきました。

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いつもあっという間に完売してしまう「たべつむぎ豆腐店」、お客さんは朝一番からお弁当とお豆腐を手にされています。エプロン姿がまたかっこいい!

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こちらはレストランれおリオンドールのマスターとちかこさん。
ここのバケットは、絶対一度お試しください!おいしすぎる!!
明日は絶対に買いにいくぞ~

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こちらはジャンボガーリックチーム。(家の父と兄コンビ)
どこからかおいしそうなニンニクの匂い~
この作品展のお花の会場は実はニンニクの乾燥倉庫なのです。
明日、見かけたら是非お立ち寄りください。

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今年も素敵な二人組のお店。
セレクトも抜群、二人の作り出す相性がまたすごくいい!
このお二人、壁を挟んで住むお隣さん同士。
会うだけでほっとします。

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こちらは松田植生園の親子チーム。
今年は春色のかわいい花苗をたくさん持って来てくださいました。

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アーティストグループにとても人気なこちらのデザイナー。
一度見たら忘れられないデザイン。明日はクレムさんにもプレゼントしたいな~

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しまった~anemoneさんのあのお洋服を買いそびれてしまった・・・・・
あ~あ、あ~あ・・・・店番交代のお父さんのこの笑顔の向こうに・・・・
いや~素敵でした~

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今年も朝から畑に入ってそして登場してくださいました。
ファームKAZUさん。畑が凍ってて!!!遅くなりました~
新鮮すぎて、びっくり無農薬野菜です。めずらしい品種ばかり。

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レイポンの布小物さん。
今年は「home」の作品をいくつも持って来てくださって、すごく嬉しかった。
夢がある、そして愛もあるこのお店はこれからどんどんメジャーになっていかれるでしょう。
それにしても色がとてもきれいだな~

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今年はテーマに合わせてたくさんエプロンを作って来たのよ~
Sister Moonさん。こちらのエプロン、とてもオリジナルで選ぶのがすごく楽しい。

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今日のヒットはこの吉田健宗さんの春色の陶器。
季節を知るって本当に大切。この器には春のお花がよく似合う!
春が心に咲いたような気持ちになりました。

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今年も完売。あっという間に売り切れる菜々子のジャム。
畑の果樹をジャムにして、皆さんへお届けです。いや~これはおいしい。

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素敵な音色。何でもかんでも自分で作らないと気がすまない。鬼塚さんの木はあったかくて、やわらかで。木が持つやさしさにあふれています。この楽器たちも鬼塚さんが作ったもの。これまたやわらかな音色。

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tikitikiさんの作品たち。独特な色使いに吸い込まれていきます。
一つ一つ、じっくり見てみたい作品たちです。

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今年も人気のcicoruruさん。使えば使うほどいい色が出て、とても美しいものたちばかりです。こちらも明日はじっくり見たいお店です。

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親しみのもてる横田さん。mixerさんのお店にはみんな楽しそうに懐かしそうに人が集まっています。子供たちも小さな椅子を見つけて、嬉しそうに座っておりました。

明日はまたフードの方々が少し入れ替わります。
アトリエ内で焼き菓子や暖かい飲み物なども販売していますので、
どうぞお子様もゆっくりごはんを食べていってください。

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明日もお花のデモンストレーション、午前10時30分と午後1時30分、
精一杯お話させていただきます!
どうぞご家族皆様で遊びにいらしてください。
駐車場は係りの者が案内しながら、あちこちに駐車できるようご案内しています。
お気をつけていらしてください。

オランダの花やさんの作品展「home」案内はこちら
http://oranda8783.com/orandastyle/7sakuhinten.htm





























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2013年2月 7日 (木)

明日から作品展!

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作品展会場での花活けが始まりました。
今年は長年通っておられる生徒さんの出展が多いので、
作品の出来上がりは過去最高のものかもしれません。

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オランダスタイルにいつの日も感動する心をお持ちの生徒さん。
どんな所でも美しいものを発見し、言葉にされます。
そんな方から生まれる作品は、高い集中力と最後まであきらめない作品として
とても質の高いものが生まれます。

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季節は同じ春でも、表現の同じ春はありません。
皆さん、それぞれに年を重ねられ、技術も高まり、
お花達が活き活きとしています。

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スペシャルなものを作るのは本当に難しい。
けれども、テーマがあって生まれるものだから、
迷ったら自分の心に戻り戻り、今年も素晴らしい作品です。

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今年のメイン作品の一つ。
8名の生徒さんの合同作品。

「家」みんな一人一人は全く違った性質を持つけれども、
お家に集まるとその違いを、そのまんま受け止めることができる。
そんなホームは毎月通うレッスンのクラスとも同じく、
何年も一緒にお花を活けてきた仲間は、新たなホームなのだと
気持ちをひとつにして活けられました。

お花を見るだけで、こんなに素晴らしい教室の生徒さんに出会えて本当に私は幸せだと
美しい会場を見ながら感動しております。

いよいよ、明日から3日間、この花達を皆様に見ていただけます!
明日からとても寒そうです。どうぞあたたかな恰好でゆっくりあったかい飲み物や
食べもの、お買い物をお楽しみください。

詳しい案内はこちらからどうぞ。
http://oranda8783.com/orandastyle/7sakuhinten.htm

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2012年5月 1日 (火)

Haru Ranman

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いよいよ始まりました!
「オランダスタイルフラワーアレンジ展」の開幕です~

平戸の市長さんの素晴らしいスピーチのもと、オランダ商館の館長さんに迎えられ、とても嬉しい気持ちでスタートできました!

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今朝は作品の説明をしながら一つずつ、時代背景とともにお花が飾られてきた歴史に触れながら紹介していきました。

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朝いちばん、多くの方に来ていただきました。

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オランダから来たアマリリス。
花も見事に咲いてくれています。

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新しいものが生まれるということ、
デザインとは何かをオランダの教育を交えて説明していきます。

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作品の一つ。「静物画」を再現してみました。

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かろうじて最後のチューリップ。
この花器に活けてみたかったんだ~
デルフトブルー。

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実際に皆さんの前で実演しながら中世の花たちを紹介していきます。

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現代の技術を交えて説明していきます。
花の歴史は本当におもしろい。

はじめての花展をこのような形で開催できたことをとても嬉しく思います。
オランダと長崎の歴史の中で出会い生まれた多くの物や命、
決して偶然ではない何かによってオランダへ導かれ、そしてここにいるのだと改めて感じながらお花を活けさせていただきました。
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歴史を振り返ると争いのあった時代はお花の技術も衰退していきます。
平和な時代になると生活の中に花はまたあらわれます。
是非、皆さんにも一つ一つの作品の背景を見て頂ければと思います。

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5月5日まで開催していますので、どうぞ平戸まで遊びにおいでください。
小さなオランダの花やさんショップもギャラリーショップに開いております。
オランダの器や珍しい植物を是非お手にどうぞ~

詳しいインフォメーションはこちらからどうぞ。http://hirado-shoukan.jp/modules/events/56ff62c862b4315c3f493c3ecec376ba121



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2012年4月20日 (金)

花展まであと10日!

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いよいよ、平戸での花展まであと10日になりました!
会場での打ち合わせを行い、構想は随分完成してきました。

私だけの花展はこれが初めてになります。
緊張してか歯が痛くなり熱まで出てしまいました。

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クレムさんはこういうとき、いつもメジャー係になります。
花を活けるときの大きさを把握するのに、大活躍!

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器の大きさを測る時も、「クレムさんそこに立って。ハイ!」

今回の作品は20点数になります。
古代、エジプト・ギリシャ時代から現代までをおっかけてオランダスタイルのフラワーアレンジを活けていきます。

っといっても、私自身も文献を読みながら想像し花を活けるということになりますので、
毎日毎日、時間が全く足りませんで、こんなに素晴らしい勉強の機会を与えられたのも、かつてのオランダと日本の歴史の中で出会った今なのだと改めて気付かされています。

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昔、このオランダ商館の前の海からオランダへ渡っていった多くの命やもの、植物。
そしてオランダから渡ってきた人々や文化。
クレムさんとヨハンとここにいて思う。この海に呼ばれている気がしてならない。

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この建物がこんなに美しいのも復元されることで生まれたパワーだと感じます。
生きた空間、大切にされる空間、そこに生まれるパワーは本当に素晴らしい。
復元するために長年がんばられた方々の存在を平戸のあちこちに感じます。

私に与えられている使命は「オランダと私の今を花で活ける」です。
5月1日~5日まで開催しています。どうぞお花をじっくり見に来てください。

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詳しい案内はこちらです。



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2012年4月 7日 (土)

平戸オランダ商館にてオランダスタイルフラワーアレンジ展

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平戸のオランダ商館にてオランダスタイルのフラワーアレンジ展を開きます。

オランダスタイルを古代から現代へと追いかけながら活けていきます。
私にとっても、とてもおもしろい企画です。
毎日、今は勉強しながら準備を進めています。

是非、青い空、青い海の美しい平戸へゴールデンウイークは遊びにいらしてください!

期間 5月1日~5月5日
会場 平戸オランダ商館

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詳しいインフォメーションは こちらから

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2012年2月11日 (土)

作品展2日目になりました。

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作品展、昨日から始まりました!
今日は2日目。朝から花たちは、太陽のひかりのもと、とても美しく咲いて皆様をお待ちしておりました。

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オープン10時から車はすぐ満車。
田舎道なので道路にとめて、気持ち良い朝の散歩がてら、ご家族ニコニコでいらっしゃいます。会場もたくさんの方に春のお花を見て頂いています。

お天気に恵まれ、春の花に恵まれ、ほんと素敵な作品展になりました。

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子どもクラスのテーブルも、みんなを楽しませてくれています。
春の花パーティー。イスも枝で手作り。

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私も1日2回、テーマをもとにデモンストレーション。
今日は「春の楽しみを待つ」 と「Love」がテーマです。
毎回たくさんの方にみていただき、お花のことを聞いてくださるのが、
とても嬉しい。

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お花たちは光の中で、本当に美しく咲いて、春になり、花が咲くころの楽しみを私たちに伝えてくれています。

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毎日リュートの井上周子さんが演奏してくださいます。
美しい音色に耳を澄まして聴いていると、生きている喜びでいっぱいになります。

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オランダの花やさんのお店も作品展スペシャルがいっぱいです。

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オランダスタイルのお花たち。

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そして、こちら!春の花まつりマーケットの温室です!

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おいしいお菓子や、手作りの器たち。
無農薬野菜、リサイクルの雑貨達、お洋服、
手作りのお洋服、ジャムなど楽しいお店がいっぱいです。

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こちらは、手作りのお洋服。おしゃれなものばかり。
こんなお洋服を毎日着ていたい。と思うようなものばかり。

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かわいい重尾のジャムやさん。

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昨日からずっと記憶に残る作品だと眺めていた吉田健宗さんの器。
この方、きっと10年後に大ブレイクしそうです。
だって、今日は買わなかったけれど、ずっと気になっているもん。

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いつか温室に住みたいとおもっていたけれど、ヒロコさんとゆみちゃんのお店の延長線で暮らしていければいいなと思う素敵な空間。

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やってきました!!井手蒟蒻さん~!!!
あ~買いそびれて終わってしまった。

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まあ、素敵!!こんなの欲しかった!!!
お花を飾る小さな器。さすが、松原工房!
ちょこっとお花を飾る、このちょこっと!なかなか手に入らんものです。
色も選べて、すごく楽しい!

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びっしり、春の楽しみが待っている!
こちらは松田植生園さん。いつもいつも緑たちをいただいている、素敵な植物やさん。
鉢植えは僕にまかせて~素敵なご夫婦の植物たち。かわいい!!

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おじいちゃんから子供たちまで、みんな外で気持ち良くお茶飲んで、草むらで戯れ、
気持ちいい春の日のはじまり!

そう!こんな風に春を楽しんでいただけたらと思っていたとおり、
お天道さんはあたたかい光をくださいました。

明日で、最後の日。
すでにさみしい~

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ヨハンも背中でいろんな人にニコニコごあいさつの春。
明日はヨハンのためにお花を活けてみましょう!

明日はまた新しいお店がやってきます!!
楽しみですね!
明日も朝10時にお待ちしております。
夕方は4時で終了です。お早目におでかけください。





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2012年2月 8日 (水)

作品展の活けこみ始まりました!

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作品展の会場作りも1か月かかりましたが、ようやく準備整いました!

あとは、お花を活けるのみ!

花展はとても華やかに見えますが、毎回、生徒さんそれぞれがいろんなことを思いつつ、
花と向き合い活けていきます。

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今日は外は雪、会場もとても寒く生徒さんも気を引き締めて花を手にされていました。
この過酷な環境で活けられた花たちは、本当にひらめきの中で生まれ、どれも美しいものばかり。

花を活けるという行為は心に静けさを呼び戻し、碇を深くおろすような気がします。

やさしさに満ちた時、いいお花をありがとうございました。と思えることがとても素晴らしいことだなっと生徒さんの真剣な姿をみて思うのでした。

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子供クラスも今回、はじめて合同制作しました。
7名の子供たち小学2年生から中学2年生まで、子どもたちだけで話し合い、
制作していきました。

子どもたちの会議、いや~耳がダンボになりますよ。

タイトル何にしようか~
「春の何とかパーティー」
うん、七草パーティーとか?
う~ん、パーティーっていうのを日本語にして七草会とかどう?
なんか、老人会の名前みたいやね!
うん、そうね、40代とかのおばあちゃんみたいやね!!

いや~びっくりした。たしかに若いおばあちゃんもいるもんね・・・・・

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これはお料理の一部。

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こちらは、8名の合同制作。
これまたチームワークばっちりです。
北へ春が来ますように。と祈りを込めて作られました。

「調和」がテーマだったから、本当に良かった。と生徒さんが帰って行かれました。

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ほんの一部だけ、お見せします。春の花がいっぱいです。

明日、67名の作品が全部そろいます。
会場にみっちり、花いっぱい、そしてずっとここにいたいと思う空間ができそうです。
こんなにかわいらしい花展を見たことがないと思うほどに、愛に満ちた素敵な空間になってきています。
どうぞ、ごゆっくり、冷えない対策をしてお花見にきてください。

くわしくはこちら。待ってます!

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2012年1月19日 (木)

作品展の練習開始!

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いよいよ、作品展の練習が始まりました。

こちらのテーマは春がくる、北へ祈りをこめて。だそうです。
8名の生徒さんが合同でキウイのつるを編んで、組んでいかれました。

あっという間に、出来上がった!

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こちらはきゅっとかわいい!

話を聞くと、サーカスのテントらしいのです・・・・
これからサーカスの団員を探しにいくそうで・・・・・

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まあ!春が生まれる!
ちょっと先に春がくる。そんな気持ちを花から頂きます。

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ヨハン!きれいだね~
春の花はくんくん~

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こちらも5名の合同制作のお花です。
笑いのたえない5人は、楽しくて楽しくて仕方がないらしい。
希望をもって楽しく生きる!がテーマだそうです。

「春の詩」は生徒さんのそれぞれの想いがお花で表現される作品展です。
胸のうちに静かにある気持ちをすくいあげて、お花で表現するのですから、
そこに触れるとき、ドキッとし、涙があふれそうになります。

作品一つ一つ、とても見応えあります!
どうぞ皆さん、是非見に来てくださいね!

作品展は2月10日~12日詳しくはこちら
場所はオランダの花やさんの敷地(新しくできた大きな倉庫)です。

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2012年1月16日 (月)

作品展の準備開始

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今朝は2月の作品展の材料を頂きに岳野さんのブドウ畑へ!
美しいブドウの木。大地から空に向かって天を仰ぐ立派な枝。

温室の中が一番好き。土の香り、光り。
小さい時の遊び場は、温室だった。
とても懐かしい。

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そして午後は、作品展会場でリュート奏者の井上周子さんのリハーサル。
会場はオランダの花やさんの奥に去年の6月にできた新しい大きな倉庫。
建物のつくりはジャンボにんにくを乾燥させる倉庫だけに、湿度も丁度楽器に良いのか
リュートがとても美しい。

この古楽器が私の一番好きな楽器。
いつの日か、リュートとお花と思ってきたけれど、
嬉しいな~

寒いけれど、凛と咲く花々の中で美しい音色に耳を澄ましていただけますように。
2月10日(金)~12日(日)の作品展会場で毎日11時30分~からと午後2時30分から会場で聴くことができます。
CDも販売されますので、是非、お家でもお楽しみください!

さ!明日から作品展の製作が教室で始まります!
楽しみです!是非、作品展、いらしてくださいね!

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2009年11月15日 (日)

作品展・最終報告

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今回、見に来てくださるお客さんにも「旅立ち」を感じていただきたく、
ピアニストの重松壮一郎さん を迎えて3日間に合計8回のコンサートを開きました。

私はこの2年ほど、花と音の接点に芸術があるのではないかということを探求するために重松さんといろんな機会(花とピアノのコラボレーション)を作り学びあってきました。

今回は生徒さんと一緒に全体の時空間を作っていくことを目的に「旅立ち」をテーマに制作の段階から、重松さんに関わっていただきました。
事前にイメージコンサートを開き、それぞれの想いを重松さんと分かち合い、音を聞くということと花を活けるということの接点に触れていきました。

そして、それぞれの想いは音となり、花となり、時空間に美しいコミュニケーションが生まれました。

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毎回、席もほぼ満席で、約400人以上の方に、この花とピアノのコンサートを分かち合っていただきました。重松さんの旅立ちの音も、次々と変化していき、毎回毎回、心がぐっと動く、確かな歩みがありました。
音に連れられて動いた心に、私も花を活けるという、響きあうとても美しい瞬間がいくつもありました。

重松さんの作品を聴いてると、創作したくなることが多いのですが、今回もこの旅立ちにあわせて、「花の詩」という作品集を作ってこられました。

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とても深く、音の旅にでることができます。オランダの花やさんのアトリエショップでも
販売していますので、どうぞ聞いてみてください。お勧めです。

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そして、いよいよフィナーレ。なんと3日間、連続で来てくださった方もこれで最後。
ここまで来ると、何一つ悔やむことなく、呼吸や足の運びまで意識が集中できるほどに
達していました。
フィナーレのコンサートは今回、作品展で出店もしていただいた菓子美呆さんの店主、
稲尾教彦君の詩の朗読、重松さんの即興ピアノ、そして花を活けるというパフォーマンスを行いました。
はじめてのコラボレーションでしたが、それはそれは美しい瞬間でした。

用意されていたものではなく、ただそこにある時空間が生きてくる。
その瞬間に花もぶどうのつるも、全て迷いなく、まっすぐに、何の抵抗もなく、
立ちました。

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どこに何の力があるのだろうか・・・・

一瞬思うのですが、互いが生きている時、草も木もまっすぐに立つのだということを
教わりました。
私は力を忘れ、ただ音と詩の波にのって花を手に操られたようにただ、花を添えていきました。

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フィナーレは会場もお客さんでいっぱいでした。お客さんの感じる心の動きと全てが波にのった瞬間というか、そういう瞬間に私は発熱したように、体が軽くなり、ますます大きな動となりました。

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縛って、重ねて、加えて、投げて、挿して、何一つ、無理がなく、私は花とひとつになりました。

心開かれたまま、波にのってできた「旅立ち~月の道を歩む線上の旅」は
無限大の宇宙へ旅立ち、銀河となりました。

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この一瞬も、消えていく。
刻々と変化していく。

花も草も木も、もう二度と同じ姿で現れることはない。

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もし、いつの日か、忘れそうになった時、旅立ちの日に戻ろう。


作品展に来て、あたたかいお言葉を下さった皆様、
最後まであきらめずに制作した生徒の皆さん、
遠くから応援してくださった方々、
本当に快くちらしを置いてくださったお店の方々、
オランダの花やさんスタッフの素晴らしいチームワーク、
ご協賛いただいたグランドベルズさん、ドレスのパオラさん
出店でご協力いただいたフェアートレードショップのパオさん菓子美呆さん
本当にありがとうございました!

そして、今回、作品展のカードからプログラム、お教室案内、全てのデザインを作っていただいたグラフィックデザインのみずのえさん、素晴らしいお仕事を本当にありがとうございました!

最後に、ピアニストの重松壮一郎 さん、今回もますます、素晴らしい演奏をありがとうございました。いつの日か、オランダで演奏できますように!これからも、美しい未来を創作していきましょう!本当にありがとうございました!
(12月にクリスマススペシャルでご一緒します。案内できましたら、お知らせします。)

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最後に「旅立ち」にやってきた子猫のたびちゃん、お家へようこそ!
最後の最後までともに走ってくれたクレムさん、今回も本当にありがとう。

旅立ち、このままで、そのままでいい。
今日の旅立ちを、ありがとう。
これからもよろしくお願いします。

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