ぶどう畑に座って
クレムさ~ん!出発よ~!!
ぶどう畑へ行きましょ!
今年の秋の花展の材料に剪定されたぶどうのつるを集めに行きました。
水仙が1本だけ咲いている。
草に座ってぶどう棚を見上げると、天地が逆さまになって青空が見える。
草むらにコロコロ転がってみる。
草の香りが体にくっついて、光りが気持ちよくて、
こんな所で生きてるぶどうになりたくなった。
ほんとは、いつも外でしごとしたい。
ほんとはぶどうのように外で生活していたい。
土の香りも草の香りも風に運ばれて光に向って、おいしい。
クレムさん、大丈夫?
ぶどう棚で頭うたないように気をつけて~
岳野さんのぶどう畑はとても素敵。
岳野さんご夫婦はいつも素敵なカップルだと思っていたけど、
一緒にお昼、どうですか~って突然畑にいる私たちに声を
かけてくれました。
嬉しくて嬉しくて。掘りごたつにおじいちゃんとおばあちゃんと
クレムと私とご兄弟さんご夫婦と8人でこたつでお昼ごはん。
お味噌汁にお魚にわかめに釜でたいたごはん。
この何でもない日常の場に迎え入れてくれることが、どんなに
嬉しかったか。おいしい。おいしい。ね、クレムさん。
自然のままに、つるがのびるように、お花を活けれるようになりたい。
青空が背景になって、草むらに座って空を見上げるような
そんな線を作れるようになりたい。
1本の幹が空へ向って空を仰ぐように葉を広げていく。
1本のぶどうの木は春を知り、夏を知り、秋を知り、冬を知る。
空の下で土の上で、かわることなく、ただ生きている。
そんな自然のままでありたい。
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