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2008年10月 7日 (火)

生の間 2日目

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昨日の明暗の暗の部分、生と死の死の部分を、
どんな風に表現しようか、私の中の死の想像は、どんな重たい素材も
花材も、イメージに届けない。混沌とした深海の深さをどう表現するか・・・・・
夜にもう一度、作品を見よう。と集合した3人。
外の闇に包まれた空間からそれぞれに材料が降りてくる。
3人の確信と希望。

この深海の暗闇は死ではなく、私の中の孤独。
孤独を表現すること、寂しさを表現することではない。

生きているもの、枯れているもの、
もう一度、はじまりに帰ろう。

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茄子の根っこをたくさん拾ってきて、積み上げる。
今までの私であれば、空間を軽やかにするために、
この積み上げ方の3分の1くらいの量しか使わなかったはず・・・

しかし、この根を見てインスパイアされたSOSOの
ピアノの音は、どんどん心に体に入ってくる。
私の中に重い石を一つずつ入れていくように、
根っこも中に詰められて行く。
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今までの私であったら、見る人が重たい気持ちにならないように、
できるだけ、軽やかに気持ちよくなるように、と意識して花を手にしてきた。
できるだけ、気持ちよいものだけを手にしてきた。
しかし、この重たい部分を育てていない。
ということに気がついた。

P1010012

制作の合間に交わすお互いの今、
何をどう感じ形にしているか、
互いから受ける作用はどうか、
確かなものか・・・・

この確認の作業がとても美しい。
同じ時空間を作り出すパートナーとして
真髄にチューニングを合わせて
作り出す作業。本当に美しい時でした。
今という今は二度と戻らない。
今をしっかり噛締めて、味わいたい。

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もう1人の現代美術家のジュンコさんは、ビニールを使って水の表現。
ジュンコさんにとっての水は、自然へ帰る私の体そのもの、循環していく。
私の大好きな水たち、懐かしいビニール温室の幼少の頃を思い出し、
なんと、美しい世界。

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水の動き、静
水の動き、動

光は輝き、
水に溶けてゆく。

ジュンコさん、素晴らしい作品だね!
すごく、好き!

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水に誘発されたSOSOにも水の精のしずくのダンスが生まれる。
水の動き、存在が苦しい魂をあらい潤すように、音は奏でられます。
SOSOのピアノの音がどんどん、進化していく!
すごい!今のいいよ!!SOSO、もっともっと奥へ、追求して!

P1010008

とても美しい時。
一つ一つが、運ぶ足音が、交わす視線が、交わす言葉が、
どれもどれも、重みがあって、体に心に入ってくる。
どこまでも、どこまでも、深く深くいけそう。

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